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最近ではほとんどの企業がパソコンを導入しているため、そこで働く女性の多くはパソコンを使用しての仕事が多くなっているようです。
パソコンを使っての作業は、光の点滅信号を見つめることになります。それも長時間にわたるので、目の疲れは並大抵のものではありません。特にノート型パソコンの場合は、前かがみの姿勢をとりつづけることになり、15分ほどで首の後ろの筋肉が疲労状態に陥ります。このような姿勢がつづくと、筋肉が石のように硬くなってしまうこともあります。
首の筋肉が異常に凝ってしまうと、周辺の神経や血管を圧迫し、頭痛、目の乾燥、フラッとする、メマイがする、首が痛い、動悸がする、血圧が不安定になる、それにご相談の内容のような指先がしびれるといった症状が現れてくることがあります。特に首が細くて長い女性は、こうした悩みを抱える傾向が強いようです。
ではその対策ですが、首の凝りを緩和し、頚椎の変形があればその改善を試みることも必要でしょう。さらに目の疲れをとることも大切です。目のストレスは全身に影響してきます。現代は情報化社会で、目で受ける情報はますます増えていることから、それを処理するために中枢性疲労を起こし、自律神経がかなり影響を受けているのです。
また、首に問題をかかえていると、憂うつ、熟睡ができない、イライラする、肩が凝る、疲れ易い、手足が冷えるといった自律神経失調症が現れ易くなります。こうした点から、首の治療において自律神経を整えることはとても大切になってきます。
自律神経を整えるには両耳と大椎のツボ(首を前に倒した時に飛び出る大きな骨のすぐ下の凹)を邵氏温灸器などで10分間ずつ温めてみてください。自律神経免疫療法の創始者の一人である福田稔先生は、病気の原因は“頭熱足寒”にあると述べられています。頭部がうっ血しているのに対して、下半身には十分な血が通っていないという意味です。したがって、その治療には頭部に滞留した血液と気を下に流していくことが必要なのです。具体的には、両手、両足の爪もみを行い、心の毒を溜めないように心掛けるといいでしょう。もちろん足を使っての運動、ウオーキングやスロージョギングは欠かせません。首の凝りをほぐすには、まず首を温めましょう。松井孝嘉博士は、夜寝る前、起きた時にホットタオルで首を温めることを習慣化するとよいとアドバイスされています。パソコンを長時間使用している人は、15分ごとに椅子の背にもたれて、首の後ろ側と頭の境目の位置で両手を組み、頭を後ろに倒してください。気持ちのいいと感じるところで、そのまま30秒間静止するとよいでしょう。
また、毎日、十分な睡眠をとって首の疲労を回復させることも大切です。そうして常に正しい姿勢になるように気をつけてください。背筋、首筋をまっすぐに伸ばして、頭を真下から支えるような姿勢です。うつむいた姿勢では、まっすぐの姿勢の約3倍もの負担が首の筋肉にかかるそうです。
次に、頚椎の変形の改善についてですが、これは「骨砕補」をおすすめします。骨砕補は骨折の回復を促進させ、骨密度を上げる働きに優れていますが、それだけではなく、骨の変形の改善をすすめるのにとてもよいものです。骨の変形の改善するものは他に聞いたことがありませんが、骨砕補はそうした働きを持つとてもユニークな製品なのです。
変形による痛みやしびれに対して、第一選択として利用していただいています。痛みが激しい時は「積雪草」を加えたり、しびれが強い場合には「龍衣」を加えてもらったりしますが、基本は骨砕補となります。